大善寺の釈迦如来像
若々しい姿の清凉寺式釈迦像
住所
五條市中之町245
訪問日
2026年3月31日
拝観までの道
JR和歌山線五条駅下車。以前は駅からバスが出ていたが、現在はない。駅から西北西へ徒歩30分くらいで着く。また、駅前にはタクシーが常駐。
国道310号で京奈和自動車道を越え、その先の「中之町北」交差点の東側にある。
拝観は事前連絡必要。
拝観料
志納
お寺や仏像のいわれなど
真言宗寺院。南朝の長慶天皇ゆかりの寺という伝えがある。
本尊の釈迦如来像は清凉寺式の像で、本堂に向かって左手前の収蔵庫に安置される。
拝観の環境
庫内近くより拝観させていただけた。
仏像の印象
釈迦如来像は像高約170センチの立像。室町時代の作。
台座に1468年の銘があるそうだ。
基本的には清凉寺の釈迦像をよく写すが、この像ならではの個性的なところも目立つ。
目は玉眼。それもあってか若々しく生気が感じられる顔立ちである。特に横から見た顔はなかなか凛々しい。
体は太めで、清凉寺式の像としては横幅をしっかりととり、さらに胸から腹にかけて前にせり出すような厚みがある。
左右の手から下がる衣のひだは上部は陰刻線であるが、下に行くにつれて波のように盛り上がりを見せているのも面白い。両足に刻まれた線はしっかりした弧が繰り返されるが、それが左右で少しく異なっている様子も印象的である。
脇侍の文殊、普賢菩薩像は、本堂に安置される。拝観させていただける。
さらに知りたい時は…
『仏像めぐりの旅3 奈良 斑鳩・飛鳥・室生』、毎日新聞社、1992年
『五条市史 新修』、五条市史編集委員会 、1987年
→ 仏像探訪記/奈良県
せきどよしおの仏像探訪記
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