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仏像の公開情報など、気がついたことをお伝えしていきたいと思っています。
2026年6月3日
中尊寺の秘仏開帳
岩手県平泉町の中尊寺で秘仏、一字金輪仏頂尊が開帳される。中尊寺の落慶900年と世界遺産登録15年を記念して。期間は7月17日から11月15日まで。
https://www.chusonji.or.jp/event/900th_open/index.html
2026年6月1日
上原美術館の展覧会
静岡県下田市の上原美術館で「出逢い 上原美術館の収集と調査」と題する展覧会が開かれている。8月31日まで。さまざまな経緯によって上原美術館の所有になった像や、調査によって見出されて寄託されるに至った作品が展示されている。
なお、同館はその後9月1日より来年11月まで工事のために休館に入るとのこと。
https://uehara-museum.or.jp/exhibition/current/
2026年5月23日
金沢文庫でいわき市の古刹に伝わる寺宝を展示
神奈川県立金沢文庫で特別展「いわきの古刹 長福寺と薬王寺」が開かれている。7月20日まで。
福島県いわき市の長福寺に伝わる地蔵菩薩像(院誉作)及びその納入品、また同じくいわき市の薬王寺の文殊菩薩騎師像などが展示されている。
https://www.pen-kanagawa.ed.jp/kanazawabunko/tenrankai/ichiran/r8/20260522iwakinokosatsu.html
2026年5月23日
霞会館記念学習院ミュージアムの特別企画
東京都豊島区の学習院大学目白キャンパスにある霞会館記念学習院ミュージアムで特別企画として「伊勢の名刹 専修寺 寺宝からみる公家文化」展が開かれている。6月13日まで。
三重県津市にある浄土真宗高田派本山の専修寺の宝物を学習院大学文学部哲学科(美術史学専攻)が数年に渡って調査してきたその成果を展覧会の形で紹介するもの。仏像彫刻では対面所というお堂の仏間本尊である阿弥陀如来立像(鎌倉時代)が展示されている。
https://www.artpr.jp/gakushuin-museum/senjuji2026
2026年4月24日
神戸百華
神戸市立「神戸百華 コレクションが開く神戸の魅力」が開催される。4月25日から6月14日まで。
彫刻作品としては、市内の善福寺所蔵の聖徳太子像(二歳像)が出陳される。運慶流の湛幸、湛賀作。普段からこの博物館に寄託されているが、常設展示はされず、こうした機会でないとで見ることができない像である。
https://www.kobecitymuseum.jp/exhibition/detail?exhibition=395
2026年4月24日
真如堂の名宝
京都市の龍谷ミュージアムで春季特別展「京都・真如堂の名宝」が行われている。真如堂伝来の仏像、仏画だけでなく、創建当初のころ(平安時代中期)の仏像を京都、滋賀より集めて展示しており、見どころ満載の展覧会となっている。6月14日まで。
https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2026/meihou/
その後、東京の三井記念美術館にも巡回する。
https://www.mitsui-museum.jp/exhibition/next.html
2026年4月19日
北野天神
京都国立博物館で特別展「北野天神」が行われている。6月14日まで。
北野天満宮に伝わる鬼神像をはじめ、各地の寺社に伝わる十一面観音像、天神像、師子・狛犬など。中でも大阪・道明寺の十一面観音像(「試み」の方)が出陳されている。
2026年4月3日
午歳開帳
本年は観音さまの各霊場、札所、寺院の公開が行われている。
埼玉県の秩父三十四所霊場は11月30日まで。
https://chichibufudasho.com/soukaicho/
2026年2月25日
奈良国立博物館の金剛力士像特別公開について
奈良国立博物館・なら仏像館で吉野町の金峯山寺仁王門の金剛力士像が特別公開されている。東大寺南大門金剛力士像に次ぐ大きさを誇る南北朝時代の作。
金剛力士像は仁王門ともども修復となり、仏像の方が先に完了。仁王門の修復完成までの間、奈良国立博物館で特別公開されてきたが、本年9月13日までとなる。
https://www.narahaku.go.jp/exhibition/usual/202102_mei_kongo/
https://www.narahaku.go.jp/news/20260217_15042/
2025年11月1日
普門寺でクラウドファンディング
愛知県豊橋市の普門寺は平安時代の阿弥陀如来像、四天王像をはじめ多くの仏像を伝える古刹として知られるが、収蔵庫の老朽化にともない改修工事が必要となり、その費用をクラウドファンディングを通じて広く募っていらっしゃる。
https://readyfor.jp/projects/fumonji1300_2025
2025年8月27日
鈴鹿市の府南寺、50年ぶりの開帳に向けて
三重県鈴鹿市の府南寺は仁王門安置の仁王像が鎌倉時代末ごろから南北朝時代ごろの像で、東大寺南大門の仁王像の系譜を引く貴重な作品である。
その府南寺の本尊は秘仏の千手観音像と阿弥陀如来像の2体の像だが、主として資金面の問題から開帳行事が行えずにいるのだという。その約50年ぶりの開帳を2029年に実現するべく、お寺ではクラウドファンディングで寄付を募っていらっしゃる。期間は9月30日まで。
2025年8月20日
横須賀市、浄楽寺の拝観再開
阿弥陀三尊像、不動明王像、毘沙門天像の合わせて5体の運慶仏を伝える横須賀市の浄楽寺は2024年7月からおよそ1年間収蔵庫の改修が行われ、9月より拝観再開となる。
同寺では2012年にも収蔵庫改修が行われたが、その時には仏像の免震台や照明の改善(LED化)などが行われた。今回は収蔵庫自体の耐震性や空調の改善が行われる。
耐震については、収蔵庫が作られたのは1970年であり、その時の耐震基準では現行に沿わないものになっているためで、さらに壁面の老朽化も進んでいるという。また空調ついては、収蔵庫が作られた当時は「自然空調」が推奨されていたが、近年の温暖化の進行もあり、庫内の温湿度が像にダメージを与える恐れが大きくなってしまって、改善の必要性に迫られたそうだ。
https://www.jorakuji-jodoshu.com/
2025年8月18日
満昌寺の三浦義明像、修復へ
横須賀市・満昌寺の三浦義明像が約180年ぶりの修復となり、京都の美術院国宝修理所にお出になられている。来年(2026年)3月ごろまでの予定。お寺ではこれに伴ってクラウドファンディングを募っていらっしゃる。10月15日まで。
https://manshoji.com/?p=2575
2025年7月30日
覚音寺持国天像の被災
本年4月18日に長野県北部を震源とする地震があり、覚音寺のある大町市は震度5弱の揺れにみまわれた。これによって覚音寺の持国天像(鎌倉時代初期、重要文化財指定)が破損し、その他境内にも被害が出た。お寺は復興のための寄付(緊急募金)を募っている。ぜひ!
せきどよしおの仏像探訪記
ゆいまくんと百花さんの 21世紀国宝仏の旅