大光院の鉄仏

  鎌倉時代の鉄仏4躯

住所

柴田町西船迫1ー12-12

 

 

訪問日 

2008年7月21日 

 

 

この仏像の姿は(外部リンク)

宮城県の指定文化財・鉄造阿弥陀如来坐像

 

 

 

拝観までの道

大光院は東北本線の船岡駅のほぼ真北にある。駅北口を出て白石川(阿武隈川支流)を人道橋で渡り、さらに北へと進み、船迫郵便局の近くで国道4号線をくぐると、右前方の丘の上にお寺がある。

 

 

拝観料

なし

 

 

仏像のいわれ

鉄造の阿弥陀像4躰は、本堂裏手の耐火建築のお堂に安置されている。

もと、隣地の熊野神社の石窟にあった仏像という。

本来5躰であったが、うち1躰は寄進者が池に沈めて苦悩を救ってもらったという。また、異変があるときには全身に汗をかいて知らせるといった伝承がある。

 

 

拝観の環境

扉に窓が開けられ、いつでも覗いて拝観できるが、残念ながらやや遠く、また暗い。像には赤い帽子と前垂れが着けられているため、いっそう見えにくくなっている。

 

 

仏像の印象

素朴で親しみを感じる像である。

像高は各80センチほどの坐像で、ほぼ同じ姿をしているため、同じ鋳型からつくられたようにも見えるが、細部は若干異なっているそうだ。そのうちの1躰に鎌倉中期の1266年の年記が陽鋳銘であらわされている。

 

 

さらに知りたい時は…

『生身と霊験 宗教的意味を踏まえた仏像の基礎的調査研究』(『東国乃仏像』三)、有賀祥隆ほか、2014年

『日本の鉄仏』、佐藤昭夫・中村由信、小学館、1980年

『宮城県史』13、宮城県史刊行会、1980年

 

 

仏像探訪記/宮城県