和田寺の薬師如来像

正月3が日などに開扉

 

住所

枚方市禁野本町2-7-43

 

 

訪問日 

2016年1月1日

 

 

この仏像の姿は(外部リンク)

枚方市内の文化財

 

 

 

拝観までの道

和田寺(わだでら)は京阪の枚方市駅から北東に徒歩10分。こじんまりとした真言宗のお寺である。

本尊は薬師如来像は秘仏で、開扉は正月の1~3日と4月第1土曜日とのこと。

 

 

拝観料

志納

 

 

お寺や仏像のいわれなど

もとこのお寺は薬師院といった。空海によって開かれ、平安前期の皇族、惟喬親王が薬師如来像と白い雉が奇瑞をあらわすのを見て、この地での狩りを禁止したという伝承がある(この地の「禁野」という地名のおこりという)。

南北朝時代に和田氏(楠木氏の一族という)が再興し、以後和田寺と称している。

近代初期の廃仏の時期に一時廃寺になったが、まもなく再興され今に至る。

 

 

拝観の環境

1月1~3日はいずれも午後1時から1時間余り護摩炊き法要を行い、その後に参拝が可能ということだった。法要は誰でも参加できるとお聞きしていたが、行程の関係で到着が2時前となり、本堂前で法要が終わるのを待って、拝観することができた。

像は厨子中にあり、距離があり、またやや暗く、細部まではよく見るのは難しい。

 

 

仏像の印象

本尊の薬師如来像は像高約1メートルの立像。鎌倉時代の作。

全体的に落ち着いた姿の像である。

ほぼ直立し、丸顔で肉髻は盛り上がり、顎を小さくつくる。なで肩。

衣のひだは股間でY字をつくって流れ、両足のももから膝にかけてはひだを刻まない。煩雑さを避け、保守的な像であるように感じた。

 

 

仏像探訪記/大阪府